水素が酵素を動かす。アルコール代謝・ミトコンドリア活性の新潮流
- ardesign

- 2025年10月14日
- 読了時間: 3分
水素は近年、抗酸化物質としてだけでなく、代謝酵素やミトコンドリア機能を調整する可能性があるとして注目されています。
アルコール代謝やエネルギー産生に関わる最新の研究から、水素の新しい側面を見ていきましょう。

電解水素水がアルコール代謝酵素を制御
まず注目すべきは、株式会社日本トリムと早稲田大学による共同研究です。
この研究では、ヒト肝細胞株を用いてアルコール摂取時の酵素反応を調べた結果が公表されています。
株式会社日本トリム/早稲田大学 共同研究発表「電解水素水がアルコール代謝酵素の活性を制御し、アセトアルデヒド量を低減する可能性を確認」(PR TIMES, 2021年6月3日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000023574.html
主な結果
ADH(アルコール脱水素酵素)活性が抑制
ALDH(アルデヒド脱水素酵素)活性が促進
上記の結果により、アセトアルデヒド量が低下することが示されました。
つまり、水素が単なる抗酸化作用を超え、代謝酵素そのものの活性バランスを整えるというメカニズムが示唆されたのです。
骨格筋におけるエネルギー代謝への影響
一方、当社と桐蔭横浜大学の共同研究では、水素発生サプリメントの摂取が筋細胞内のエネルギー代謝に与える影響を検証しました 。
「水素発生サプリメント摂取による骨格筋ミトコンドリア機能への影響 ―ATP量およびクエン酸回路酵素活性の変化に基づく検討―」(2025年7月、株式会社ardesign共同研究)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000167665.html
主な結果
速筋(TA)でATP濃度が有意に上昇
遅筋(Sol)ではクエン酸合成酵素活性(CS活性)が顕著に上昇
上記の結果により、水素がATP合成とミトコンドリア活性の双方を高める可能性が示されました。
特に速筋でのATP増加は、解糖系とミトコンドリア系の両方を刺激していると考えられ、運動パフォーマンスや筋持久力への応用可能性も期待されます。
酵素制御とミトコンドリア活性 ― 共通キーワードは代謝の最適化
両研究に共通しているのは、「酵素反応環境の酸化還元バランス」に水素が関与している点です。
電解水素水では、肝細胞内のADH/ALDHのバランスを整え、アセトアルデヒドを減らす。
水素発生サプリでは、筋細胞内のATP産生系・クエン酸回路を活性化し、エネルギー効率を高める。
いずれも、ミトコンドリアが関わる代謝経路の最適化という方向に作用しており、水素の働きが「細胞のエネルギーマネジメント」に直結していることを示唆しています。
まとめ
水素は、単に「抗酸化」で終わらない。
アルコール代謝の酵素制御から、骨格筋のミトコンドリア活性化まで、細胞のエネルギーを作る力そのものを支える可能性が見えてきています。
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